2014年01月28日

日本が「赤ちゃんにきびしい国」なのはなぜだろう

先日Taraco(@Taracomom)が書いたホリエモンが泣き声がうるさいから赤ちゃんを新幹線に乗せるなとツイート→炎上について思うこと
注目記事にも取り上げていただき、たくさんのアクセスをいただきました。

やはりワーキングマザーにとって、周りが赤ちゃんについて
どう思っているか、気になりますよね。
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オンラインニュースメディアのHuffington Post
以下の記事が注目されています。

赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。

赤ちゃんを、飛行機に乗せるのはいかがなものか。周りに配慮して自分のクルマで移動すべきではないか。ベビーカーで満員電車に乗るべきではない。通勤時間に移動する時はタクシーに乗るのが正しいのでは。

そんなこと言ってるから、子供が増えないのだ。

ただでさえ赤ちゃんが泣くと大変だ。どうやってもこうやっても泣きやまなかったりする。気持ちがささくれ立ってくる。心が渇ききってしまう。なのに、飛行機に乗せるなとか、通勤時間は控えろ、とか言われる。もう子供なんかできなきゃよかったのに。絶望する母親たち・・・

そんな中で、赤ちゃんが増えるはずがないじゃないか。

ワーキングマザーだけでなく、子供を持つ親ならば首がちぎれんばかりに
うなづいてしまいそう。よくぞ言ってくれました。

日本のGDPがずっと2番目だったのは、工業化が進んだ国の中で人口が2番目だったからだ。人口が多いことは重要なのだ。多い方が経済的に有利だし、減ってしまうと経済的に不利になる。

ベビーカーに譲って遅刻することは、だから日本経済のためにはいいのだ。人道的だけでなく、日本の国力を高める行為なので褒められるべきなのだ。

赤ちゃんを祝福しながら子育てをみんなで支える空気をつくること。その上で、子育てを支援する様々な制度も整えるべきだ。

おっしゃるとおりですね。
日本の経済成長は既にピークを越え、これからは下り坂になります。

でも子供が増えれば、そのスピードは少しはゆっくりになるのです。
今の日本は子供が増えない。
だから社会の高齢化が進み、経済成長も鈍化しています。

なぜ日本は「赤ちゃんにきびしい」のか

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Taracoはその根本的な原因は、
日本人の「ウチ」と「ソト」の思想にあると考えます。
ご存じのとおり、日本人は「ウチ」と「ソト」を無意識のうちに区別します。

乱暴に言ってしまえば

「ウチ」・・・家族や同じ共同体に属する人
「ソト」・・・他人


を意味します。

日本人は「ソト」に関わらないようにするのが美徳だと躾けられているのです。
そんなことないって?では例を挙げてみましょう。

・子供が道端で他人をじーっと見ていたので
 「よその人をジロジロ見ちゃいけません」と注意した。
・スーパーで見知らぬ方から声をかけられたので一瞬警戒した。
・重そうな荷物を持ったおばあさんを見かけたが、声をかけるのをためらった。
・傘を忘れて雨の中を歩いていたら、
 見知らぬ人に傘を差し出されたがとっさに断った。


どうでしょう。
こういうシチュエーションならこのように反応するのではないでしょうか。

日本人は「ソト」の人との関わりは、それが良いことであろうと
悪いことであろうと無意識のうちに避けるようにしているのです。


欧米は「ウチ」と「ソト」の区別が少ないから他人にも親切にできる

「欧米」と一言で片づけてしまうのは好きではないんですが、
「欧米では当たり前のようにベビーカーを持ったママをアシストする」という
コメントが多くあったのでざっくりと欧米のケースを考えてみます。

公共交通機関で泣き叫ぶ赤ちゃんとそのママは「ソト」、つまり他人です。
日本人は、「ソト」の人が自分に迷惑をかけていると思うから
イライラするのではないでしょうか。


欧米人は日本ほど「ウチ」と「ソト」の区別をしません。
他人でも家族の延長のような感じで考えているから、
困っていたら手を差し伸べるし、
助けてもらった方もそれを当然だと受け止めるのです。

欧米人が他人に席を譲られたり手助けされても、
日本人のようにものすごく恐縮したり感謝したりしないのもそのためです。

Taracoは日本人は親切な国民だと思っています。
少しだけ「ウチ」と「ソト」の区別をゆるめるよう意識すれば、
みんながハッピーになるのではないでしょうか。





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ワーママさんに有益なブログがいっぱい♪


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posted by Taraco at 09:44 | TrackBack(0) | ワーママのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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