2014年02月25日

保育園の不承諾通知を受け取ったらすべきこと 〜異議申立て〜

この時期、行政から「保育所入所不承諾決定通知書」を受け取った方も多いと思います。
Taracoもその一人でした。

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保育所入所不承諾決定通知書ってどんなもの?

認可保育園に申し込んでいたワーキングマザーの多くが受け取ることになっている、行政(市や区)から送られてくる味気ないわら半紙です。
下のような文言が書かれています。



保育所入所不承諾決定通知書


申込みのありました保育所の入所については、次の理由により入所できませんので通知します。

入所希望児童氏名:●●
生年月日:平成●年●月●日
入所希望保育所名:●●

理由:
あなたの希望する保育所は希望する方が多く、選考した結果、あなたが入所を希望する平成●年●月●日の入所ができないため。
なお、この不承諾決定通知書にかかわらず、引き続き入所の希望があるものとし、あなたの希望する保育所に欠員が生じた場合は、再度選考を行い、入所が可能となった場合は連絡いたします。

お待ちになっている間、住所・家庭状況・就労状況・希望する保育所の変更、申込みの取下げ等がありましたら、福祉事務所まで連絡してください。
この決定に不服があるときは、この決定があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に●●市長に対して審査請求をすることができます。
この決定の取消を求める訴えは、この決定があったことを知った日(前記の審査請求をした場合には、当該審査請求についての裁決があったことを知った日)の翌日から起算して6箇月以内に●●市を被告として(●●市長が被告の代表者となります)提起することができます。



希望する方が多いと言われるとああそうですかとしか言えません。
では私たちワーキングマザーはもう何もできないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。
私たちは行政の決定に対して「異議申立て」をすることができる権利があるのです。書類を直接提出するか、郵送するだけ。手数料などはかかりません。

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異議申立てをするメリットとデメリット

異議申立てをするメリット
・行政に困っている家庭があることをアピールする
・もしかすると自分の順位を開示してもらえるかも
・将来的に改善してもらえるかも

異議申立てをするデメリット
・異議申立てをしたところで保育園に入れるようになるわけではないので、即効性が欲しい方にとっては徒労
・書類作成・郵送の手間がかかる(お金はかかりません)

まぁ、正直あまり即効性はありません。
でも不承諾通知を受け取ったワーママ全員が異議申立てをしたとしたら、きっと行政は動くはず。


異議申立てのひな形

ご参考までに、異議申立てのテンプレートを作ってみました。
こちらをWordに貼り付けて適宜必要事項を入力すればOKです。
ご自由にお使いください。

※作成にあたってはこちらのウェブサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。




異 議 申 立 書

2014(平成26)年●月●日

●●市長殿

異議申立人             印 
 

行政不服審査法に基づき、以下のとおり異議を申し立てます。

1. 異議申立人の氏名、年齢、住所
氏 名             年齢   歳
住 所

2.申込児童名および年齢
児童名             年齢   歳

3.異議申立てに係る処分
●●市福祉事務所長の行った●●年●●月●●日付の異議申立人に対する、申込児童を保育所入所不承諾とする旨の処分

4.異議申立てに係る処分があったことを知った日
●●年●●月●●日

5.異議申立ての趣旨
3項の処分を取り消すとの決定を求める。

6.処分庁の教示の有無及びその内容
  教示(あり)
  教示の内容
この決定に不服があるときは、この決定があったことを知った日の翌日から起算して60日以内に●●市長に対して審査請求をすることができます。
この決定の取消を求める訴えは、この決定があったことを知った日(前記の審査請求をした場合には、当該審査請求についての裁決があったことを知った日)の翌日から起算して6箇月以内に●●市を被告として(●●市長が被告の代表者となります)提起することができます。

7.異議申立ての理由
・申込児童についていかなる具体的理由で入所不承諾となったのか明らかでない(行政手続法第8条違反)。この点、3項の処分にかかる通知書には、「あなたの希望する保育所は希望する方が多く」と抽象的な理由の記載しかない。
・児童福祉法第24条第3項にいう「やむを得ない事由」がないのに不承諾としている(児童福祉法第24条第1項本文違反)
・申込児童は「保育に欠ける」児童であるのに入所不承諾とされたことで保育を受ける権利を侵害され、入所承諾された児童との間での不平等が生じる。また、異議申立人らも保育所を利用する権利を侵害され、就労が困難になる(憲法第13条、憲法第14条、憲法第25条及び児童福祉法第24条第1項本文違反)。
・入所不承諾としているにもかかわらず、申込児童について「適切な保護」(児童福祉法第24条第1項但し書き)がなされていない(児童福祉法第24条第1項但し書き違反)。

以 上

一人ひとりの声は小さくても、全てのママが声を上げれば何かが変わるはず。





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ワーママさんに有益なブログがいっぱい♪


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posted by Taraco at 09:47 | TrackBack(0) | 育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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