2014年05月19日

医療保険不要論が間違っている理由

医療保険はいらない!としたり顔で主張する人がいますが、本当にそうでしょうか。

彼らの言い分を聞いてみると、医療保険に入ってはいけない理由とはこうです。

1. 年間数十万円ものお金を医療保険にかけるならばそのお金でいざという時の医療費がまかなえる。
2. 国の高額医療費制度があるため、一般の所得のある人ならば一ヶ月80,100円以上の医療費はかからない。



今はがんも自宅で検査できる時代なんですね・・・


医療保険不要論が間違っている理由

では、ひとつひとつその間違っている理由を見てみましょう。

1. 年間数十万円ものお金を医療保険にかけるならばそのお金でいざという時の医療費がまかなえる。
↓↓↓
いやいや、まず年間数十万円も必要ない医療保険もありますから。
Taracoが入っている医療保険は年間23000円くらい。

月々1900円程度の掛金で、入院したら1日あたり5000円(婦人系の病気なら10000円)、手術したら10万円(婦人系の病気なら20万円)給付されるのは心強いですし、一度給付されれば十分元が取れます。
実際、給付を受ける方はかなり多いのです。Taracoもその一人。

2. 国の高額医療費制度があるため、一般の所得のある人ならば一ヶ月80,100円以上の医療費はかからない。
↓↓↓
たしかに保険適用の医療費は月80100円までしかかかりません。
しかし差額ベッド代や最先端技術の医療は対象外になりますし、実際その対象外の金額が高くなる要因なんです。

差額ベッド代は拒否できるって?
原則はそうみたいですが、実際は拒否できないケースも多いようです。
ごねて適切な医療が受けられないということはないでしょうが、美しくないですよね。

ちなみにTaracoが入院したときは特に説明もなく差額ベッド代が請求されていました。そんなもんです。

また、ガンなどは常に治療法が進化しています。
最先端技術の治療を受けたくても、それが保険適用外だったらお金がなければ受けられません
金額も数十万円で済むものから、数百万円かかるものもあります。


スポンサード リンク



妊娠する可能性のある女性は医療保険に入っておいた方がいい



たとえあなたがまだ結婚していなくても、妊娠する可能性が今後あるならば医療保険は早めに入っておくべきです。

なぜならば、残念ながら流産・死産する可能性は思っている以上に高いから。
このサイトによると、流産の確率は健常な20代の女性でも10〜20%、40代では30%以上なのだそうです。

実際、Taracoもその一人で、ムスメを産むの前に流産を経験しています。
流産の手術(子宮内容除去術という名前でした)を受け、手術で20万円、日帰り入院で1万円、合計21万円の給付を受けました。

流産もその手術も、想像以上に心と体にダメージを与えます。
Taracoは手術後、子宮収縮の痛みのせいか、数日動けませんでした。

病院に支払った費用は約4万円でした。
保険会社からは21万円の給付金を受け取りました。
差額はもらえるわけですが、そんなお金いらないし、むしろ1000万円払ってでも、おなかの子を無事に産んであげたかったです。

でも、心身共にボロボロだったTaracoにとって、給付金は多少の慰めにはなりました。

給付金を受けるシーンは流産手術だけではありません。
帝王切開もその対象になります。

このサイトによると、厚生労働省の発表で帝王切開の割合は19%とのこと。

つまり、少なくとも妊娠したら、流産する可能性が15〜20%(年齢によっては30%以上)、流産しなくても帝王切開になる可能性が19%あるのです。
これってかなりの確率ではありませんか?

その他、切迫流産の危険があり、1ヶ月以上入院した友人もたくさんいます。
彼女たちは入院費用だけで数十万円かかったようです。
医療保険に入っていた友人は、本当に助かったと言っていました。

Taracoは妊娠中毎日不安で、これで心音を確認していました。


一度病気をしたら、保険には入れないリスク

そして見落としてはいけないのが、一度病気をしたら保険には入れなくなるという事実。
今は健康だから、結婚してから(子どもができてから)保険に入ればいいや、と思っていても、それまでに病気になったら思うように保険には入れなくなります。

正確には全く入れなくなるのではなく、病気になった箇所が5年間は保険の対象外となります。たとえば耳の病気になった後に医療保険に入った場合、その医療保険では5年間は耳に関する手術や入院は対象外となるでしょう。ちなみに不妊治療を受けた後に医療保険に加入した場合も、子宮に関する病気は不担保になるそうです。

そして怖いのは糖尿病やうつ病などの完治することがない病気のように、医療保険に全く入れなくなるケースもあります。(糖尿病でも入れる医療保険もありますが、掛金が高く、保障も十分ではありません)


医療保険不要論は誰にでもあてはまるわけではない

そもそもどのくらい資産があるか、年収はいくらか、実家が資産家なのか年金すら受給できないのか、扶養する人はいるのかなど、人によって事情は様々なのに、一括りにして医療保険はいらないなどと言うのは、お金のプロであればあるまじき無責任な発言です。

たしかに資産が数千万や数億円あるならば、医療保険はいりません。
でも貯金が十分にない場合や扶養者がいる場合などは、手術や入院にかかる費用の負担は大変大きく、医療保険に入っておいたほうがいいケースもたくさんあります。

あなた自身に医療保険が本当に不要かどうか、もう一度考えてみませんか。

ちなみにTaracoが入っている保険はメットライフアリコの女性向け医療保険。
Taracoの入っている保険があなたに合うとは限りませんので、ほけんhomeなどのFPに直接相談できるサービスか(しつこい勧誘はありませんでした)、FPに会うのが面倒な方は人気の保険ランキング【価格.com 保険】で比較してみてください。





+++
ワーママさんに有益なブログがいっぱい♪


スポンサード リンク

posted by Taraco at 11:15 | Comment(1) | TrackBack(1) | 節約 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
医療保険は誰にでも不要なわけではないというお話はごもっともです。
また、とりわけ妊娠の可能性のある女性にとっては割安な定期医療保険あるいは共済などに加入するのはかなり妥当だと思います。

ただ、そもそも世の中の医療保険不要論は「医療保険はいらない」というだけの単純なものではないです。

女性向け医療保険は保障が厚い分高い保険料を払っているだけなので、普通の医療保険で必要な保障が得られるものに入ればよいといえます。女性特有の病気に対応するという名目があったほうが売りやすいので保険会社が作っている程度のものです。

先進医療の特約は、せいぜい月100〜300円なので医療保険に入るという判断をされるなら入ってもよいと思います。しかし、それを理由に医療保険に入るのは妥当とは限りません。保険適用外の先進医療は、保険適用の医療に比べて高い効果が期待できるわけでもなく、数ある選択肢のひとつにすぎないからです。保険適用の範囲も徐々にかわっています。


根本的な勘違いがあるように思いますが、保険は元を取れるものではありません。損保会社だと少し違いますが、生保会社の保険は、保険会社の収支がゼロになるよう設計されます。
つまり、加入者の保険料の合計、保険会社が払う保険金と人件費等の経費の合計が一致するように作られています。

統計データから人がどれくらいの確率で死ぬかなどという見込みに基づいて商品をつくる一方で、不健康なリスクの高い人は保険に加入させないので保険会社は利益が出る構造になっています。(不健康な人を無分別に加入させると、健康な人は損をすることになり、入りたくなくなるので、この仕組み自体は必ずしも不当とはいえません)

自分の資産では対応しきれないと考えられるリスクを、手数料を払って保険会社に肩代わりしてもらうのが保険です。
加入者は原理的に儲かりません。儲かる人がいるのは、その陰に沢山の儲からない人がいるというこです。

したがって、色々なリスクを考えたとき、このリスクは自分でどうにでもできると考えるならば、それは不要な保険です。

そして、高額療養費制度を考えると、一人頭150万円ぐらい自由資金があれば医療保険はなくてもよいというのが現状分析です。
この資金がないなら掛け捨ての医療保険に入るのは悪い選択肢ではないです。また、この程度の資金を5年くらいで作れない見通しなら思い切って生活を見直したほうがよいかもしれません。

最近の医療保険は終身保険が流行りですが、刻一刻と変化する状況に対して長期契約となる終身保険は対応力が弱いです。社会は刻一刻と変化しています。今後は公的医療費の増大に対応するため、医療費の自己負担額なども変わっていく可能性があります。また、病床の不足から早期退院や在宅医療という方向性は今後加速するでしょう。
保険会社は、古い商品に新たに付加できる特約を開発して、保障内容を時代の変化に対応させる場合もありますが、新しい保険商品に乗り換えるよう勧めるだけの場合が少なからずあります。もし終身保険なら、それまで払った保険料は無駄になる危険性もあります。

総じて、何が正解かは誰にもわかりません。しかし、あなたの意見はちょっと保険会社に乗せられすぎていると私は思います。
Posted by at 2017年06月07日 17:17
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/394013489

この記事へのトラックバック

相談事例:保険に入る意味ありますか?(金融資産約1億円 40代男性 独身)
Excerpt: 皆さんこんにちは「保険アドバイザーBX」です。 今回は相談依頼の方の事例を紹介したいと思います。   【質問】 40代後半 男性 独身会社の団体保険で生命保険(300万)と医療保険で月1,7..
Weblog: K2 Investment保険アドバイザーBXの海外生命保険ブログ
Tracked: 2015-07-27 20:11
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。